Tempus fugit (テンプス・フギト) はラテン語の成句でtempusは時、fugitは飛ぶ、逃げるの意味です。
英語ではtime fliesと訳されている。
ローマの詩人ウエルギリウスの農耕詩の中に見られる古い言葉で、時に関連した格言として有名で、時計によく使われている。
似た言葉は中国の詩人・李益の「光陰如箭」がある、箭は矢のこと。
続けて「少年易老学難成」とくれば、時間は誰にも平等のようでいて、しかし加齢と共に加速度的に早く過ぎていく様に感じる。
近年、パステル画家・渡辺幸夫さんは時間や時計をモチーフに加えている。
ライフワークの「かんなくず」の絵もメビウスの帯 (メビウスの輪)のように時空の転生を予感させる。
6月の個展の渡辺さんの新たな境地に期待を寄せて。
Tempus fugit ー時空への旅ー 渡辺 幸夫 作品展
期間: 2016年5月31日(火)~7月3日(日)、6月10日ー時の記念日
会場: 中央区秣川岸通 2-2364 「珈琲 涼蔵」 ℡ 090-7204-7286
月曜、第2,4日曜日お休み