フランス若手アーティスト展
「アトリエ・セントウ Atelier Sentô」
新潟では フライヤーのようにギャラリー蔵織と喫茶そらや、マルグッタ 51番地の三会場。
長岡会場はギャラリーmu-an で開催します。
◆ギャラリー蔵織(他喫茶店同時開催)
■10月23日(木)~11月4日(火)
フランス若手アーティスト展
「アトリエ・セントウ Atelier Sentô」
蔵織の展覧会を拝見してきました。
作家は
春の「春山登山」の企画展で日本海タワーに出品してその面白さに感心させられました。
今回はフランス人、オリビエとセシルの御両人が新潟に滞在して新潟の風景を描いています。
前から感じていたのは視点や構図がユニークで新鮮でありながら、何かなつかしい・・・
とても日本的でモダンな浮世絵のような雰囲気を感じて心地よいのです・・・。
今日、蔵ジイに聞いたら作家は川瀬巴水のフアンとか?
これで納得!?
川瀬巴水は衰退した日本の浮世絵版画を復興すべく吉田博らとともに大正~昭和、新しい浮世絵版画である新版画を確立した人物として知られる。
戦前外国にも人気を博した名人です。
ルーツが分かるとなお近親感が沸きます。巴水の木版風景画は新鮮な浮世絵として一世を風靡しました。
巴水は戦前「新潟 礎町」という作品を残していますので、新潟とも縁があったようです。
お二人の新しい視点でユニークな新潟風景をたくさん見たいものです。どんどん描いて~・・期待してます!!
下、川瀬巴水 新潟礎町、 昭和9年
下、新潟風景、弥彦角田の存在感が見事!
下、燕喜館の裏口、ユニークな視点で巴水の影響が見られます。
下、村上の「喜っ川」、夕日の日差しから時間までが見て取れる。
下、リノリューム版画、構図と色合いが秀逸!解約・・あいや買い!、買い約
下、祭のにぎわいや掛け声が聞こえてきそうです。
下、春山登山・日本海タワーで使われた原画も展示されています。