新潟市生涯学習センター主催の「市民大学」が始まりました。
今年で18期で年々盛り上がりをみせています。
全7コースの中に「市民企画講座」ー新潟学コースというものがあり、今年は我々の仲間のてっちゃんの提案企画
「そとから見た新潟の歴史」が通りました。
これは中央区西堀前通1番町の「ギャラりー蔵織」で毎月、あしかけ4年に渡って続いている河井継之助記念館長・
稲川明雄先生の歴史講座( 蔵織夜話ー現在49回)に啓発されて企画されたものです。
テーマの
「市外(そと)からみた新潟の歴史」は文字通り市外から見たと言う俯瞰的な意味あいと、多彩な講師陣を得て、いろんな分野や方向から新鮮な切り口で新潟の歴史を読み解くという、新しい視点を感じさせてくれます。
残念ながら70人の定員で締め切られていますが、熱い講師陣とはいずれどこかでふれあう事もあるかと思いますのでご注目ください。
■ 9月29日、第3回講座 「新聞事始ー新聞誕生と草創期の新聞事情」
先日第3回目の講座が東京から
東洋文化新聞研究所代表・羽島知之先生をお迎えして開催されました。
先生には遠路はるばる貴重な 「草創期の新聞」-日本で最初の邦字新聞、官板「バタビア新聞」文久2年や新発見の民間新聞の祖、「新聞誌」慶応元年など数多くの博物館クラスの原紙を持参してもらい、初公開して頂きました。
1日だけではとてももったいない内容でした。
これも企画提案者の熱意に講演者が快く応えてくれた結果であり市民講座の意義を大いに感じた一日でした。
下、新潟日報、10月13日朝刊記事
下、左 官版「バタビア新聞」第3集 文久二年(1862)1月―日本で最初の邦字新聞
右 官版「海外新聞別集」文久2年ー日本使節巡行記事
下、「新聞誌」第1号、第3号、慶応元年(1865)ー民間新聞の祖(新発見で新聞の歴史が変わるー初公開)
いづれも東洋文化新聞研究所蔵
下、新潟日報10月13日朝刊「オピニオン」、羽島さんへのインタビュー記事が載りました。