久しぶりの夕日を見ると、佐渡にかかってきました北上しています。
夕日から見える春の訪れです。
毎日寒い日が続きますが、もう少しの辛抱ですね。
梅もあちこちで咲いてます。
下、松郷屋海鼠釉、破れ焼酎徳利(明治初期)に紅梅、右は和時計・台時計(江戸末期)
鈴木の哲ちゃんの所の梅です。ありがとう。
下、松郷屋焼酎徳利は花映りがいいですね。
下、寒い?蔵の中で雛も頑張ってます。(ギャラリー蔵織)
下、蔵織でもねんど母さん雛人形展、好評開催中!
下、オリエンタルイタリアン・イリィさん
下、ゆいぽーと
下、古町7番町、「まちみなと情報館」、享保雛に元禄雛、新潟情緒人形
下、潟東歴史民俗資料館(西蒲区)
下、新しく参加した「座・タイム」(新潟映像ギャラリー)3月はイベント以外はお休み、開いてるときにご覧ください。
下、新しく参加した小須戸、「雛の町家」〈布遊館)ここは古い旧家を民芸館にした施設で、年中開館。雛人形や吊るし雛、布や工芸品などを各部屋に満載した本格的な民芸館です。必見。
下、現在「ギャラリー蔵織」では新大名誉教授 橋本博文先生の蔵織夜話ー新潟県の古墳講座を開催中です。全10回、次回は9回目3月22日金pm6:00より開催します。毎回、橋本先生からホットな古代史の最新情報や新潟県の古墳の知見が盛りだくさんに語られて大変興味深い講演会です。自由にご参加ください。問い合わせはギャラリー蔵織へ.
参加費1回2000円(A3,20ページ以上の両面フルカラーレジメ、珈琲、茶菓子付き)
025-211-8080
本日3月17日夜9:00からのNHKの古代史の特番に橋本先生も出演されます。是非ご覧ください。
前編・後編があるようで先生の登場は後編の可能性ありとか。
寒い寒いと思っていたら、久しぶりに朝、雪が積もっていました。
市内でも内陸部には結構積もったようです。
雪に強い新幹線も春の雪にびっくり!?
今日はひな祭りという事でいろんな行事が組まれていました。
例年、旧小澤家住宅では雛人形とからくり人形を一緒に展示してきました。
これは元々、各地の祭礼にからくり人形の山車が奉納されているところがあり、新潟県では小千谷の「巫女爺」が有名です。
こういったからくり人形を小型化して縁起物として北前船に載って北国にも雛人形と一緒にもたらされて、展示されてきた歴史文化がありました。
そんな縁で、特に新潟にはからくり人形師の名人、日根之和さんが白根大郷に「越後大郷からくり館」を工房兼展示場として長年公開されてきました。
毎年、江戸時代の雛人形と江戸時代のからくり人形を飾ってきたために、日根さんの復元された人形や創作からくり人形、そして江戸時代のからくり人形も合わせて日根さんに実演してもらうのが例年の節句の行事となりました。
コロナ禍もあり古い人形は年に一回のお披露目で人形も嬉しがっているようでした。
現在では日根さんは100体以上のからくり人形を作られて、各地で公開、公演されています。
からくり人形の歴史は大変古く、日本のハイテクや遊び心のルーツともいえる、深い文化が根差しています。
こういった発想から、スキルまで、またAIとは対極にある様な存在ですが、日本はもう一度こういった原点を見直すことが必要ではないかと思い知らされました。
とにかく楽しく、盛り上がった、からくり人形実演会でした、日根さんありがとう~!
下、自作の弓射り童子を調整する日根之和さん
下、旧小澤家住宅の蔵の展示室にひな人形と一緒に展示されている、江戸時代の「蟹の盃台」も公演で動いています!
下、からくり人形については近刊「からくり人形のすべて(KARAKURI NINGYO-JAPANESE AUTOMATA)」の本が昨年の11月に発刊されました。
著者の千田靖子さんは日根さんも私も旧知の間柄ですが、名古屋生まれの千田さんは愛知県の山車からくりを研究するかたわら、からくり一座を組んでヨーロッパまでからくり山車公演に何度も出かけたからくり人形に魅せられた方です。
千田さんの海外活動を通じてKARAKURI NINGYOはそのままの名前で伝わるようになりました。
外国からの要望もあって数年前に英語版で「KARAKURI NINGYO」を出版され大好評でしたが、日本語版の出版が熱望されていました。
今回リニューアルして日本語版が出版されたことはからくりの体系から日本のものづくり文化の基本が見渡すことが出来、画期的な本です。
著書の中の「からくり人形列伝」のコーナーには日根之和さんも載っていて、日根さんは日本を代表するからくり人形師の一人です。
是非、日本の方にこそ読んで欲しいからくりの百科事典のような好著です。
下、今回も展示、公演にでた「蟹の盃台」もこの本に載っています。
下、今回も旧小澤家住宅に展示されたからくり人形軍団に会いに来てください。
暖かい日が続いたと思いきや、寒い日に逆戻りです。
我家も梅の鉢が咲きました、夕日畑も佐渡の方に寄ってきました。
春ま近ですね?
新潟に春を呼ぶ「湊にいがた雛人形町めぐり」も開き始めました。
天気を見てお出かけください。
旧小澤家住宅では週末、ねんど母さんとCamel Petitさんのねんど人形即売展が賑やかに開催中です!
温かい床暖の和室は快適にぬくもってます。
平成17年から始まった、「湊にいがた雛人形町めぐり」が今年もやってきます。新潟に春を呼ぶ連携企画として20年近くが過ぎました。
3月3日の雛まつりは上巳の節句と呼ばれ、季節にたまった厄を祓う年中行事でした。いつの世にも疫病や地震のような天災に悩まされ続けたことが、古くから日常の無事を願う、備えの意識として醸成されてきたのが節句でした。
毎年、同じ雛人形に会える、変わらぬ無事を愛でる気持ちが節句の根源です。
正月の地震災害でその気持ちを痛感します。
日常の平穏な生活こそが何にもまして大切であることをこの節句の機会に感じて頂ければ幸いです。そんな心構えを雛人形は訴えているようです。
今年も1年ぶりに各施設の好きな人形に会いに来てください。
皆、賑やかに待っています。
1月からオープンする施設も増えてきました。
3月3日に終わるところや、旧暦の一月遅れの4月まで展示するところまで様々です。
予定を確認して、春の一日、街歩きを楽しんでください。
ホームページでも確認が出来ます。
湊にいがた 雛人形 町めぐり (niigata.mints.ne.jp)
下、施設の一部をご紹介します。
ギャラリー蔵織(中央区西堀前通1番町700)
江戸時代の雛人形の系譜が一覧できます。蔵の二階には全国の土雛(土人形)が300体以上賑やかにお待ちしています。
入口の部屋の長押には押絵雛も沢山そろって出迎えてくれます。
下、土人形群団
下、旧小澤家住宅(中央区上大川前通12番町)
こちらでは大型の享保雛やからくり人形、明治の京雛、小澤家に伝わった人形などがご覧いただけます。
下、からくり人形たち、3月3日には実際にこれらを動かす日根之和さんの講演会があります。
下、旧小澤家住宅では2月23日(金)~25日(日)までねんど母さんの雛人形即売展があります。 床暖のきいた離れ座敷の温かい和室でまったりして下さい。
寒い日が続きますね~!
しかし、時には冬の合間の様な穏やかで北風も感じないようなほっこりとした日もあります。
雪がないのもありがたいですがやはり暖冬なのでしょうか?
先日もそんな穏やかな夕方、チャリで千歳大橋を通りかかりました。
ここも夕日畑の収穫地の一つなのですが、特に冬は夕日が弥彦角田に沈みますのでなおさらです。
この日も丁度、夕凪で信濃川はまるで湖面の様に天地を映して最高のキャンバスでした。
眉月も川面に写って・・・・しばし足を止めてパチリ。
冬には珍しい夕日でした。夕日畑のおすそ分け。