穏やかな雛日和が続き、春の訪れを身近に感じる様になりました。
風はまだ少し冷たく感じますが、今年の春は早そう!
雪国に住んでると春の訪れは待ち遠しくもあります。
新潟の早咲き桜の一つである西堀前通1番町の「ギャラリー蔵織」の前の桜はもう少しで満開です!
新大歯学部の桜が早いのですが、場所を移してからは少し遅くなったようです。
下、蔵織の早咲きさくら
下、上大川前通12番町「旧小澤家住宅」の室内ではもうチューリップも咲いてます。
土間にそそぐ日差しも春の足音を感じます。
藤棚ももう少しですね。
下、旧小澤家住宅の前のマンホールの蓋のチューリップも満開!?
あッ、これは年中か? 影ジィも春めいてくっきりと?
下、夕日畑も春霞
2023年「湊にいがた雛人形町めぐり」が開催中です!
明治5年11月3日を明治6年1月1日とそれまでの長年の旧暦を改め太陽暦(グレゴリオ暦)を採用して1年を365日と改めました。
これが明治の改暦と言われるもので明治5年は12月を抹消して急に正月が来たのですから掛け払いの多かった当時は大混乱したという事です。
ここから、その後暦は月遅れの・・・・という表記が現れますがまだ、旧暦はしっかりと生きています。
その辺については以下に書いてありますのでご参照ください。
https://hikarataro.exblog.jp/20137488/ 月遅れのひな祭りはいつから始まった?
というわけで4月の初めまで開催してるところもありますのでお出かけください。
天気も連日よく、ひな日和です。
展示施設の続編をご紹介します。
下、中央区西大畑「日本料理 行形亭」
今年から追加参加になりましたので、町めぐりチラシには未載ですがご覧いただけます。
「行形亭かふぇ」として10:00~16:00(LO15:00 )まで開いています。(かふぇご利用の方)
庭の見える広いロビーに雛人形が設えられていてとても素敵な異空間の癒しを満喫できます。
さすがに歴史を感じる佇まいに感動します、必見ですね!
下、かふぇテラスで写真を撮らせてもらいました。
背景は行形亭の庭です、江戸ガラスの煌めきとともに・・・・
下、「旧齋藤家別邸」行形亭さんの隣で、長年の雛人形展示施設として活躍してきました。その多彩な展示品の数々は見どころです。





下、西蒲区三方「潟東樋口記念美術館」こちらも今年初めて参加した施設です。昨春、新大名誉教授の橋本博文先生が樋口記念美術館の館長に就任され、魅力的な企画展を展開されています。「絵で見るひなまつり」とタイトルにあるように雛人形だけでなく、尾竹三兄弟などの絵や版画で描かれたひな絵を多数展示して見どころ満載です。沼垂の金子孝信の絵が寄託、常設されていてこちらも素晴らしいです。新聞にもたびたび登場して注目されています。是非、この機会に足を延ばして見て下さい。






下、各展示施設でひなイベントも開催されました。
旧小澤家住宅では3月5日(日)越後大郷からくり館の日根之和館長が久しぶりにからくり公演を開催されて参加者の熱い視点を浴びていました。

同じ5日にギャラリー蔵織では筝の奥村京子さん姉妹が楽しいコンサートを開かれてこちらも大いに盛り上がりました。奥村さんは懐かしい昭和の楽曲を堪能させて、またリュートまで多才ぶりを発揮して素晴らしいコンサートでした、ありがとう!


妹様は張りのある歌声で三線を聞かせて下さいました。こちらも素晴らしい。

本日、2月21日(火)日報朝刊の新潟地域版に「湊にいがた雛人形町めぐり」が載りました。
今日は雪模様の寒い一日でしたが、企画の追い風になりそうです。
春ももうそこまで、温かい日が待ってます。
それぞれの会場にお出かけください。
好きな人形が今年の出会いを待ってます。
下、2月23日(祝)新潟日報朝刊、「展覧会へようこそ」の記事に潟東樋口記念美術館の雛人形展のことが載っていました。
今年から「湊にいがた雛人形町めぐり」の展示施設として参加された美術館です。
館長の橋本博文先生が丁寧に展示内容を分かりやすく語られています。
西蒲区三方になりますがぜひ足を延ばして見てください。
下、タウン誌の月刊「キャレル」と「月刊 にいがた」の近刊3月号に雛人形展が紹介されてます。キャレルでは県内の雛人形展の中に「湊にいがた雛人形町めぐり」のすべての施設が載っています。追加参加になった「行形亭」さんんも入っています。月刊にいがたでは古町通信の中で古町界隈のトピックスとして「ギャラリー蔵織」「旧齋藤家別邸」「旧小澤家住宅」が載っています。是非、雑誌を購入の上ご覧いただき、春の一日街歩きをお楽しみください。両誌とも取材をありがとうございました。
下、月刊 キャレル にいがたのひな巡り より






下、月館 にいがた 古町通信より



少しずつ参加施設が開いてきました。
下は上大川前通12番町の旧小澤家住宅です。
ここも雛人形の他、ユニークなからくり人形や小物、筒描きなど楽しいものに囲まれています。
下、からくり人形の一群です。3月5日にからくり人形師、日根之和さんのからくり人形公演があります。
下、三方の上に「江戸ガラス」、小型のフラスコ型黄色ビードロ(吹きガラス)は雛道具かもしれません。後ろは江戸切子脚付杯、前はビードロ盃、江戸後期~末期
下、金巻屋さん、幕末~明治の京雛がお出迎え、イチゴ大福が美味しい季節になりました。
下、西堀前通1番町、オリエントイタリアン イリィ 、小さいものが多いですが楽しい見どころがあります。
下、新潟大学旭町学術資料展示館、新潟市の豪商、田代家の雛段(大正)、屏風や友の会会員の蔵品など
下、西堀前通1番町「ゆきわ」の展示
下、今年は追加参加になりましたが、「日本料理 行形亭」も展示施設に参加になりました。喫茶ご利用時にご覧ください。
明治の京雛が展示されています。上は筒描「夫婦鷹」
下、中央区二葉町の「ゆいぽーと」も今回から参加の施設です。
幕末、大正の古今雛が飾られています。

2023年湊にいがた雛人形町めぐりの連携企画は順次開き始めました。
例年新潟に春を呼ぶ雛人形町めぐり企画が今年も開催されてます。
もう、1月から開催されている、マリヤ人形店や潟東樋口記念美術館などもあります。
今年も、好きな雛人形にまた会える、無事を愛でるという気持ちを節句人形から受け取ってください。
コロナ禍で特別いいこともがなくとも、皆で無事ひな祭りを迎えるという家族や地域の絆を大切にしたいですね。
フライヤーには間に合いませんでしたが今年は西大畑、「行形亭」も追加参加になりました、お楽しみに。
下は、中央区西堀前通1番町「ギャラリー蔵織」の展示風景です。
ここは、江戸期の雛人形の系譜が分かるように展示されています。
また、雛人形ともいえる全国の古い土人形が賑やかに300体ほど揃っています。
子供に遊ばれて真っ黒になった顔でお出迎えします。
下、地方では土人形も「おひなさま」と呼ばれていました。たくさんの子供に遊ばれ真っ黒な顔で待ってます。
下、中央のおじさんは、博多人形のえびすさんです。後ろの軸は寛政五年の幟に付いていた型染絵です。

下、「ねんど母さん」の即売コーナーもあります。可愛い雛が勢ぞろい!
下、長押に押絵雛を挿して展示しています、展示スペースがないので窮余の策です。
下、市内しも、四ツ谷町の銅谷白洋さん創作、昭和初期の「新潟情緒人形」も展示されていますのでご覧ください。